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Kバレエ「くるみ割り人形」公演

日本を代表するバレエ団(カンパニー)となった、Kバレエカンパニーは11月28日から12月14日までの日程で、「くるみ割り人形」を公演する。

注目は、18年に入団し、現在アーチストとして活躍している、塚田真夕がクララを演じること。

塚田真夕は、15年のフルール全国コンクールで高校生部門1位の入賞者。
全国コンクールで優勝することは毎年あることだが、 塚田真夕は、そのなかでも難しいバリエーション(Va)を安定して、踊り、入賞時にすでにプロとして遜色のない踊りを披露している。

Kバレエカンパニーには、直接、アーチストとして入団。
当初より定評があるダンス能力だけでなく、表現力も高く、今後のKバレエに期待される。なお、マリー姫役は中村祥子ほかプリンシパルが担う。

Kバレエは、東急文化村と提携し、事実上劇場を備えるバレエ団となった。
(他にも新国立劇場バレエ団が劇場を持つ)
20年の短い期間に日本バレエをプロの職業集団とする道筋を付け(社員制)たことも評価されており、 塚田真夕という新たな若きタレント(才能)を得て、その芸術性もさらに変革して行くものと期待される。